[女性誌速攻レビュー] 「CanCam8月号」

“第2のエビちゃん”が表紙を飾る、「CanCam」8月号

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「CanCam」8月号/小学館

 今月の「CanCam」の表紙は西山茉希を押しのけて、舞川あいく&安座間美優が初々しい笑顔を見せています。一見するとモデルの顔がみんな同じに見える「CanCam」モデルですが、安座間美優に至っては編集部が第2のエビちゃんとして育てることを決意したかのような、激似ぶり。メークも髪形も、今までの大人系を捨て去り、”モテ”系一直線! もともとの顔は本家エビちゃんより大人っぽく、「CanCam」には少ないセクシー系を狙えるモデルで、誌面の幅が出そうだったのに残念。

 さて見出しに目を移すと、今月の大特集は「熱帯東京OLセットできました!」というタイトルで、中身がさっぱり見えてこず……。先月の特集名も「愛と奇跡のリアル売れ猛レポート」だったし、曖昧路線が「CanCam」編集部の中で流行っているんでしょうか。「熱帯東京OL」の名のもとに、集結させたれた企画はこちら。

<トピック>
◎ 東京・大阪・名古屋 夏のおしゃれ対決SNAP×SNAP
◎ 熱帯東京OLセットできました!
◎ 美の賢人発キレイの口コミ34
◎ もっとちゃんとデート

ドラえもんを脇役に使う、贅沢なコーディネート企画
 
 まず気になったのが、「”夏はおり”1か月コーディネート」コーナー。コーディネート企画と言えば「PINKY」の奇抜な設定&ストーリーが女性誌の中でも群を抜いていますが、「CanCam」に至っては毎回大企業に勤めるOLに設定し、親近感を得るように心がけておられるようです。

 今月も西山茉希が演じる(?)、西園マキさんを主人公に、社内ラブや合コンなどのおなじみのストーリーが繰り広げられると思いきや、設定がいつも違う!! なんとマキさんはおもちゃ会社の戦略企画室で、「ドラえもん」の担当。ということで、「CanCam」のフリフリなスカートやワンピースの合間に、ちょいちょいドラえもんが登場するという不思議ワールドが。
 
 「ドラえもん」を小物扱いで使うなんて、さすが版元・小学館様は違います。しかし映画公開が終わったのに、なんでこのタイミングで「ドラえもん」なんでしょうか……。

服でさえも「男目線」で選ぶ「CanCam」

 続いて気になったのが「真夏の恋服&恋コーデ」。一般男性にインタビューし、「男が本当に好きな”モテ服”」を調査するそうです。さすが「男のコにモテる女子を量産すること」を使命としている「CanCam」ならではの視点、これが「GINGER」(幻冬舎)あたりだと「誰のためでもなく、自分のために着る服」とかの特集が組まれそうなのに。実際に男子のコメント&コーディネートを見てみると……

□Tシャツ+スカート→「カジュアルな素材感のTシャツなのに、オフィスではむしろ際立つボディライン…。そのギャップにクラクラしちゃう」

□甘めカットソー+シフォンスカート→「(略)合コンにひらミニスカート着てきたら、ちょっとの遅刻も100%見逃がしますね」

□チュニック+マイクロショーパン→「職場のBBQ会にマイクロショーパンをはいてきたコを見ると、(中略)潔い生き方とか逞しさに見とれるんだ」

 おそらく(絶対)、この男の子たちのコメントは「CanCam」編集部が考えたんだろうけど、意味不明な上に、こんな価値観が世にはびこっていたら、日本という国を本気で嫌いになりそうです。というか、この単純な発想を男子の代表的な意見とするあたり、逆に男子に失礼な気がします。

ジローラモさん登場で、不倫を勧める??

 「もっとちゃんとデート」という企画では、デート事情からはじまり、デートプランを紹介するという展開に。どれもこれも新鮮さがないプランの中、ページをめくる手が思わず止まってしまうのは、ジローラモさんが登場するページ。

 大人な雰囲気のあるCanCamモデル峰えりかの色気も相まって、どうもエロいというか、不倫の匂いがぷんぷんするわけです。実際に、CanCam読者って大学生や新社会人が多く、不倫をしている人だっているだろうけど、でもそれでもCanCamてそんなイメージ打ち出してましたっけ? 長谷川理恵(もともとCanCamモデル)と長年ごたごたしていた石田純一を出さなかっただけ、良心的なのかも。

「CanCam」までも歴女を狙う?

 今月の読み物ページは「浮気される女・浮気されない女」やシエナ・ミラーのインタビューなど結構な充実ぶり。その中で異彩を放っているのが、「歴史キャラ LOVE&SEX診断」のコーナー。流行りの腐女子を狙っているんでしょうが、腐女子が「CanCam」を手に取るとは思えないんですが……。

 気を取り直して中身を読んでみるも、よくある運命数(西暦の誕生日を足していく)の結果に無理やり歴史上の人物をあてはめただけで、ページ下には注意事項まで書かれています。抜粋すると「あくまでも占いの結果の”タイプ”が、その歴史上人物と共通するものがあったかもしれない、という推測です」。もともと科学的な根拠や信ぴょう性がない占いに、注意書きまで添えることが斬新。

 そんな謙虚さを見せつつも、「裏・歴史キャラSEX診断」や気になるカレをまた歴史上の人物に置き換えての相性占いなど、ぐいぐい展開してます。よっぽど、歴女の評価が欲しかったんだろうな、と「CanCam」編集部の心中をお察ししました。

 来月号は一歩踏み込んでボーイズラブが掲載されることを願いつつ、今月号の「CanCam」はここまで。

石田純一プロデュース P・Grande フライパン

色男は料理もうまいんだぜ(純一談)

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