[TVツッコミ道場]

輝くのは3分だけ!? 日本一の適当男・高田純次の「適当三昧」ロケ番組

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『適当教典』/河出書房新社

 「適当」「無責任」で大人気の高田純次。そんな彼が「適当に」タクシーに乗って、「適当に」観光するというコーナーをご存じだろうか。

 今回は、5月7日に放送された『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)内、「高田タクシー観光」にツッコませていただきます。

 このコーナー、ときどき木曜にVTRのみで……といつやってるのか分らないところからして、実に適当である。

 過去の放送で、高田は福井を訪れた時、自分が番組を持っていたというだけで、他系列のテレビ局に乱入。アポなしだったため、受付で高田自ら取材許可をとって歩き回るという暴走ぶりを見せていた。

 だがこの日、大阪の街を訪れた高田は、またひと味違っていた。

 タクシーに乗り込むと、「運転手さん何歳?」「若く見えるねー」とジャブ。

 どんなボケをかますのだろうと、ドキドキしながら見守ると、

「俺もこういう綺麗な白髪になりたいなぁ(遠くを見る)」--終了。

 あれ? いまの、高度なギャグ? 「もう白髪じゃねーか!」とか、もしかして、そういうの待ち?

 さらに、食品サンプルの店や包丁屋さんを訪問。危険な予感のする中、

「ふーん、こういうところに来ると楽しいね(ニッコリ)」ーー終了。

 お店の人も高田のボケ待ち状態に見えるのに、ことごとくフツーのレポートを淡々としていく。

 観ている側が「具合でも悪いのだろうか」「何かプライベートで不幸でも?」などと気を揉んでしまうほど、高田はボケもなければ、表情も死んでいる。

 そんな中、街で出会った(という設定で営業中?)女性が歌手と知った高田は、CDを受け取ると、この一言。

「ハイハイありがとう。聴いてみて、あんまり良くなかったら土瓶敷きに」

 出た! やっと出た! 何日も便秘で苦しんだ後のような安堵感。

 と思ったら、その後は急に舌も滑らかになり、太った一般人男性に「お相撲さんですか?」と声をかけたり、飲食店で会った人には「さあ、ガンガン食ってよ~、自分の金で」と快進撃。お店の人に握手を求めたかと思うと「コチョコチョコチョ」……怒涛のボケ連発である。

 そういえば、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)『HEY! HEY! HEY!』(フジテレビ系)などでは、高田が実は持久力・体力(気力)がなくて、自分の出番じゃないときは寝てたり、話を聞いてなかったり、飽きてたり、サボっていることがよく指摘されているが、まさか自分のコーナーですら前半はサボってたということ?

 恐ろしく面白かったのは、後半の3分程度。ウルトラマン並みの短い労働時間で、他の時間は限りなく無表情に近い微笑で淡々と進行する適当ぶり。

 コーナータイトルに嘘偽りなく「適当三昧! 高田タクシー観光」でした。
(田幸和歌子)

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“江戸っ子おやじ”との絡みは神がかり的

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