不況の韓国映画業界、トレンドは「低予算」「新人監督」「日韓合作」!?

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じりじり公開する劇場を増やしている『映画は映画だ』

 不況が叫ばれて久しい韓国映画界だが、そんな中でもヒットを飛ばしているいくつかの作品が。日本でもひそかな人気を呼んでいる映画から見えてきた、韓国映画のトレンドとは?

 まずは「新人監督による低予算映画」。既報の通り、日本で公開中の『映画は映画だ』は、本国でじわじわ人気を集め、結果的に大ヒットとなった作品。主演は韓流ドラマファンにもおなじみのソ・ジソブとカン・ジファンで、2人が演じるヤクザと俳優のガチンコ勝負を描いた男臭い1本だ。韓流ファンのオバサマたちはもとより、映画ファンもうならせる骨太な人間ドラマが見どころ。

 長編映画初挑戦となるナ・ホンジン監督作品『THE CHASER チェイサー』にも注目。本作は元刑事と殺人鬼の追走劇を描いたサスペンスで、日本では5月1日に封切り予定だ。こちらも韓国では口コミで評価が広まり、瞬く間に500万人を動員。海外ではカンヌで人気に火が付き、レオナルド・ディカプリオがリメーク権を獲得したという。カンヌでその怪演ぶりを激賞された主演のハ・ジョンウは、今、要注目の若手俳優だ。

 ふたつめのポイントは「日韓合作映画」。今夏公開の『彼岸島』、今秋公開予定の『空気人形』『ノーボーイズ、ノークライ』をチェックしてみよう。

 『空気人形』は是枝裕和監督の新作で、韓国人女優ペ・ドゥナがヒロインを務めるファンタジックなラブストーリー。業田良家による傑作漫画『ゴーダ哲学堂 空気人形』が原作だというから、原作ファンにも期待される1本となりそう。

 『ノーボーイズ~』は、『チェイサー』のハ・ジョンウと妻夫木聡の共演で話題になった作品。日韓の青年の友情や成長を綴った作品で、監督をキム・ヨンナム、脚本を『ジョゼと虎と魚たち』の渡辺あやが担当する。

 そして『彼岸島』は「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名の人気ホラー漫画が原作。監督は『火山高』のキム・テギュン、脚本は『デスノート』の大石哲也が務める。

 いわゆる「(韓流)スター」に頼らない作品が元気な韓国映画。新潮流の行方を、期待をこめて見守りたい。

『韓国映画俳優事典』

「誰が誰やら分かりません」という人に

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