[連載]水谷舞の合コン四季報

仕事で鍛えられた連係プレー! 住商マンは芸人並みの盛り上げ上手

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合コン必勝服の全身コーデ解説は文末で!

――元JALのCAで、合コンでお相手した企業は150社以上! の自称”合コン総研アナリスト”水谷が、実地調査(=合コン)をベースに上流メンズを辛口ジャッジ!

 住友商事は、伊藤忠の繊維や丸紅の食料といったような得意分野は持たず、あらゆる分野をそつなくこなすバランス型。そんな同社の男たちも、各自の持ち場をわきまえたチームプレーで女性陣を楽しませる、合コンのプロだった。ちなみに住商マンのバイブルは佐高信の『逆命利君』、愛飲する栄養ドリンクはシャンパン(合コン総研調べ)。

 合コンは、チームワークが重要。今回は、随一のチーム力を誇った総合商社・住友商事との”一戦”の模様をお届けしましょう。


 住商メンズとの合コンのきっかけは、同社社員が機内で同期のCAに名刺を渡してきたこと。いわく「ウチの若手連中と合コンしてもらえませんか?」。通常CAは、こんなド直球な誘いに乗るほど、安くはないのであしからず。しかし、この方は自社の名刺の価値と、度重なる海外出張によって身に付けたCAとのコミュニケーションにはよっぽど自信があったのでしょう。同期も気がつけば、誘いに乗っていたのです。

 そうと決まれば、合コン総研アナリスト・水谷舞の出動です! 場所は、銀座のしゃれたワインダイニング。4対4でスタートした合コンで、住商メンズは見事なチームプレーを発揮しました。

 まず、関西出身の”先発ピッチャー”住商マン(1)が、警戒心の解けない女性陣を前に30分間ノンストップトーク。場を一気にウォームアップさせます。

 「じゃ、まず俺から自己紹介。ビビンバでーす。昔、イタメールがぎょうさん来てムカついてた時、同期が俺のアドレスを勝手にbibinba.kuekueに変更したんよ。そしたらピタリと来なくなった。それから、ビビンバって呼ばれるようになったんです!」「昨日12時まで仕事したんやけど、シャンパン飲んで復活したわ」「住商には、世田谷と津田沼に寮があるんやけど、世田谷はお坊ちゃんチーム。津田沼は宴会部長になる奴が多いかな、土日は飲みに出かけて誰も寮におらん」などなど。

 大阪発祥の商社らしく、DNAにお笑いが根付いている模様。続いて”中継ぎ”が登板。この住商マン(2)、試合が落ち着いてきたとみるや、ペースダウンして、おいしいレストランだとか、昨日見た映画の話などに移ります。

 この間、キャッチャー役の住商マン(3)は、メンバー全員にフード&ドリンクが行き渡っているか、周囲の会話を途切れさせることなくこまごまとチェック。料理の取り分けもかなりのお手前。CAに勝るとも劣らない気働きを発揮して、女性陣が安心して会話できるファンダメンタルズを作り出します。

 そして、”クローザー”として口を開いた住商マン(4)が、女性陣のプライベートに一歩踏み込んだ質問や、流行をとらえた会話を展開し、盛り上がりは最高潮に。「俺、今日、京都日帰り出張だったから、黒八ッ橋を買うてきた」と住商マン(1)が言ったときには、ノリが良くなっていた水谷もつい「ワサビを入れてロシアン八ッ橋したらオモローじゃない♪」と応答。すると、数分後に住商メンズは本当にワサビを用意してきたのです。忍者でもいるのかいな! と思うような抜け目のなさ。

 この吉本芸人と見まごうほどの場慣れっぷりは、単に合コンで培われたものではないはず。業界一、若手に厳しいという住商グループ。得意先が住友系列だとしても、決して優位には立てないという文化があります。

 得意先の部長さんに気に入ってもらえないと「同じ住友だからといって、なんで君んところに注文せなあかんの?」という容赦ない平手打ちを食らうこともザラ。丁稚と化して、系列に奉公するのが住商マンの務めで、若手住商マンは、得意先の部長の「かわいがり」を受けて、深夜までばりばり仕事をしつつ、関西流ノミニケーション(笑)を欠かさずに連携を深めているのです。

 さらに、彼らの出張などにも同行するうちに、会話能力、調整能力、段取り力……本人が望まずとも強制的に力が身に付いていくのだとか。そう、これが合コンでの抜け目なさと、「今日はおやじ以外と飲める!」という発散力につながっているのです。

 せっかく合コンするなら、このぐらいのテンションと気づかいを兼ね備えてるメンズとしたいと思わせる住商メンズでした!

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◎合コンメンズ判定 ★★★★☆
 得意先の厳しいおじさんたちの懐に入るために、トーク術に磨きをかけてきた若き住商メンズ。合コンの場では、話芸が達者で頭の回転も速く、CA並みの気働きをしてます。誰の隣に座ってもOKで、会話が不毛な、冷え冷えとしたツンドラ地帯がないのが特徴です。あえてケチつけるなら、完璧すぎるというつまらなさ。なんでもひとりでこなしてしまうから、私がそばにいる必要はないのでは? と母性本能があまりくすぐられないのです。もうちょっと甘えを見せてくれたらパーフェクト! ということで、今回は★4つです。

◎今回の合コン必勝服
 財閥系商社はお坊ちゃま中心なので、コンサバな白のワンピースで良家の子女風。そのまま”彼ママ”に紹介されてもいいという気構えで。

水谷 舞(みずたに・まい
大学卒業後、日本航空入社。NY、パリ、ミラノ便など、国際線ビジネス、ファーストクラスを中心に約5年間乗務。現在はレポーター、女優業の傍ら、「合コンは最高のエンターテインメント」をモットーに、”合コン総研アナリスト”として活躍中。公式ブログ「MY FAVORITE THINGS」も随時更新中。

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