ヴィクトリア・ベッカム、実は”デザインしてない”疑惑浮上

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「デザインなんて、したことないもん」

 今年9月のニューヨーク・ファッションウィークで、”自身がデザインする”初の婦人服ラインを発表し、話題を呼んだヴィクトリア・ベッカム(34)。そのデザイン、実は有名フランス人デザイナーのローランド・モーレット(45)によるものでは?――そんな疑惑が12月6日、英新聞「メール・オン・サンデー(The Mail on Sunday)」のウェブサイトにて報じられた。「ニューヨーク・マガジン(New York Magazine)」誌のウェブサイトなど、各メディアも次々にこの疑惑を取り上げ、波紋が広がっている。


 ヴィクトリアは、言わずと知れたアイドルグループ「スパイス・ガールズ(Spice Girls)」の元メンバーで、デビッド・ベッカムの奥方。2007年、その美脚効果で日本でも人気となったデニム・ライン「dVb」を発表、「サマンサ・タバサ(Samantha Thavasa)」とのコラボでバッグのデザインも手がけるなど、ファッション・デザイン界に着々と進出。初の婦人服ラインも、12月4日、ロンドンとマンチェスターのデパートで一般向けに売り出されるなり、1日で完売となるほどの人気ぶりだ。ニューヨークでは老舗高級デパート、バーグドルフ・グッドマン(Bergdorf Goodman)にて12月5日に先行発売され、価格帯1000~3000ドル程度とされる商品は、この不況にもかかわらず売れ行き好調の模様。

 ところが前述の「メール・オン・サンデー」サイトによると、ヴィクトリアの友人でもあり、イギリスを拠点に活躍するデザイナー、ローランド・モーレットが、デザインをかなりのレベルで”助けて”いるらしい。

 まず指摘されているのは、写真でもはっきり分かる通り(こちらのThe Mail on Sunday参照)、デザインが酷似していること。膝下丈、内側に付いたコルセット、フル・レングスのジッパーなど、モーレットの作品との類似点は複数見つかる。また、「Dear Customer」の言葉で始まる商品タグに至っては、共に本人直筆のサインが入っている点も含め、同じと言っても過言ではない。

 疑惑についてヴィクトリアの広報担当は、「モーレットは自分の使っている縫製業者やパタンナー、布業者をヴィクトリアに紹介するなど、あらゆる面で多大な尽力をしている」と認めつつも、「制作過程には全く関わっていない」と否定。

 一方モーレットの関係者筋曰く、彼は「ちょっと冗談なくらい」ヴィクトリアのデザインに深く関わっており、インサイダーの目から見ても「作品が似すぎていることは否定できない」。また「モーレットがここまで(ヴィクトリアのブランドに)参加していることについては、今まで固く緘口令が敷かれていた」そうな。

 しかもヴィクトリアは、最近のインタビューでメディアに対し、「デザイン画?描いたことないわよ。そういうデザイナーは他にもいっぱいいるわよね」と堂々の開き直り。

 「ニューヨーク・マガジン」サイトは、ローレン・コンラッドなど他のセレブは”明らかに”自分のブランドの商品を自らデザインしているとし、「今年一番のドレス・スキャンダルだ」と結んでいる。

 ちなみに、ヴィクトリアとモーレットのマネージメント会社は同じ。スパイス・ガールズの元マネージャー、サイモン・フュラーが設立した「19エンターテイメント(19 Entertainment)」だ。同社は、モーレットが例えばアイデア協力などの名目でヴィクトリアとビジネス上の契約をし、何らかの金銭的見返りを受けているのかなどについては、未だ明らかにしていない。

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