[TVツッコミ道場]

遅咲き姉を、必死でフォロー? ものまね師・コロッケの姉弟愛

 今回ツッコませていただくのは、11月26日放送の「徹子の部屋」(テレ朝系)。

 前日の放送のエンディングに流れたゲスト予告、「コロッケさん ケロッケさん」。

 ”ケロッケさん”!? コロッケは何の説明もいらないが、誰?? 実は、コロッケの実姉らしい。その名前でものまねタレント活動をしているそう。不勉強で悪かった。


 さて、当日の放送、冒頭で黒柳徹子が「今日の『徹子の部屋』は、豪華版でございます」とあおってくれたので、期待も高まる。ものまね姉弟が出るから豪華版というのだが、「お姉様は、プロ2年で」……と、ケロッケさん、意外に近年デビューなのでした。成長した我が子に、「刺激のある人生を歩みなさい」とアドバイスされ、デビューしたらしい。主に地元九州を中心に活動中。しかしコロッケによると、「姉があるから今の僕がある」らしく、彼に多大なる影響を与えた人物らしい。それはすごい。

 まず、昔よく一緒にやっていたという、郷ひろみの「花とみつばち」を、2人並んで披露。……フリが揃ってない。というかケロッケさん、記憶がおぼろげなのか、弟を見ながらやるからタイミング半分ずつズレてますよ。ケロッケ本人も「ちょっとバラバラだ」と照れ、コロッケも「中学校以来だから」とフォローしていたが。

 面倒くさくなってきたから、ケロとコロに略すが、二人の姉弟モノマネ披露は続く。

 ケロが美川憲一、コロがピーターで、一緒に「さそり座の女」を歌う。ケロ美川、ちょっと瀬川瑛子はいってる。徹子「お姉様そっくりね」と、絶賛。いっぽうコロに対しては、「アナタ、誰だったんですか?」。フリを聞いてなかったのか。

 その後、志村けん、小林幸子、沢田研二、北島三郎などのものまねが続くが、見てるこちらもハラハラするような危うい雰囲気が続く。もちろん、ケロもプロなのでそれなりにはうまいのだが、弟と同じネタをやるので、さすがに見劣りしてしまう。「ちょっと器用な人がやる、コロッケ風のモノマネ」を、面白いオバちゃんがやっているような感。

 たとえば、FUJIWARA原西おかんとか、スザンヌ母キャサリンとか、調子にのった「面白身内」がテレビに出て、微妙な空気になることはある。そんなときには、「もう、やめてくれや、おかん!」みたいなノリでオトすことが多いが、そのブレーキとなるべきコロッケがうまく働いていない。相手は一応プロのものまねタレントだし、姉のことは尊敬しているし……。やや暴走ぎみの彼女を、一生懸命フォローして、なんとか面白くしてあげようと必死である。姉思いの弟。いい人なんだろうなあ、コロッケ。

 ところで、”ケ”(1文字になっちゃった)の、番組MCである徹子との距離感と、何かしゃべるたびに隣に座っている”コ”をチラ見したり見つめ合ったりする空気に、既視感を覚えた。コレ、「新婚さんいらっしゃい」に出てくる新婚さんの空気だ。

 結局分かったことは、「ブーーー!」と吹きながらイスごとひっくり返る三枝の芸が、いかに大事かということ。新婚さんの奔放トークを、三枝の「ここで笑う」という記号に、安心させてもらっているということか。
(太田サトル)

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